6スタ音楽制作オンラインサロン内の歌ってみたMIXコンペへ素材提供をいただきました、「やすん/yasun」さんの【男性が歌う】夜明けと蛍 – n-buna「淡い月に見惚れてしまうから」(covered by yasun)の歌ってみたMIXについて解説をいたします。

公開されたYouTube動画

歌い手さんご紹介

今回は「やすん」さんに歌ってみた素材をご提供いただきました。

https://twitter.com/yasn_uta/status/1693941202192945551?s=20

MIX師さんご紹介

歌ってみたMIXについては、6スタ音楽制作オンラインサロン内の歌ってみたコンペにてDavid Shimamotoさんが優勝となりましたため、本音源の正式なMIX師となっていただきました。

David Shimamotoさんのプロフィール

歌ってみたMIX解説

【男性が歌う】夜明けと蛍 – n-buna「淡い月に見惚れてしまうから」(covered by yasun)の歌ってみたMIXについてDavid Shimamotoさんには以下の5点について解説していただきました。

①最初に音源を聴いた時の感想・それを聴いてどのように処理していこうと考えたかの方針

最初に音源を聴いた時の感想・それを聴いてどのように処理していこうと考えたかの方針等を教えて下さい。

この楽曲はドライな感じの音源で、一つ一つの楽器の音が立っているオケだと感じました。
それを踏まえ、歌声がオケに負けない様に存在感をもたせるともに、歌声とオケが馴染むことの2点を両立できるようにしたいと思いました。

特にギターの鳴り方がドライでエッジーな感じがするオケですね。

そうですね!そのエッジーな感じに負けないミックスにしたいと思いました。

今回のミックスで特にこだわった点は何ですか?

エッジーな雰囲気で進む楽曲なのですが、終盤はウェットな雰囲気に変わるので、そこの「対比をどう表現していくか」がこだわったポイントです。(下画像 赤囲み部分)

これまでのコンペの中で、「一番エッジーなオケ」と「一番ウェットなオケ」が共存しているので、そこの対比をしっかりしたいと思いました。
ボーカルをエッジーなオケに合わせたまま終盤に行くと浮いてしまうし、逆にウェットに合わせた処理だと前半浮いてしまうので、転換をしっかりしつつ、作り込まなければならないなと感じました。

やはり、時間がかかりましたか?

歌の録音状態も良かったですし、オケもしっかりしていたので時間はかかっていない方だと思います。
展開のメリハリをつけるという方針に対して、やるべきことも明確だったですし。

では、7回のコンペを行った中で4度の優勝を果たしたShimamotoさんの歌みたMIXの真髄を聞かせていただきます!